【フランス・赤】エリック・ルイ メネトゥ・サロン・ルージュ2020
*タイプ:赤 ミディアムボディ
*生産国:フランス / ロワール
*生産者:エリック・ルイ
*品種:ピノ・ノワール100%
1998年以降、実質ビオロジックの極めて厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤は一切使用しない。栽培と醸造の要所を月の運行カレンダーに基づいて行うなど、一部にビオディナミの手法を採用
【ろ過してない!お腹の空いてくる赤ワイン】
ブドウの成分を存分に感じ取ることができます。スミレや野バラのニュアンス。
ピノ・ノワール100%。実質ビオロジーの極めて厳格なリュット・レゾネ栽培を実践する契約栽培農家からぶどうで購入。地元で「oreille de poule」(めんどりの耳)と呼ばれる小さな貝殻層基盤の粘土石灰質土壌。平均樹齢25年。ステンレスタンクで6ヵ月間熟成。清澄後、ノンフィルターでビン詰め。
<生産者紹介>
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」( 『星の王子さま』 (サン=テグジュペリ作/内藤濯訳 「岩波少年文庫」刊より)
サンセール地区トーヴネ村に1860年からぶどう栽培を営むルイ家は、1996年に家業を継承した4代目当主エリック・ルイの手によって、本格的に自社ビン詰めを開始しました。以降、実質的にはビオロジックの厳格なリュット・レゾネ栽培への切り替え、醸造設備の刷新、栽培と醸造の要所における月の運行カレンダーの採用といった改革を行ってワインの品質を高め、国内外のワインメディアや、フランスをはじめとする各国のソムリエなどから高い評価を受けるようになりました。
また、自社畑を所有する「サンセール」にとどまらず、「地勢と土質が複雑に入り組んだこの地ならではのテロワールの多様性ゆえに、”近くて遠い”と言われる「プイィ・フュメ」や「メヌトゥー・サロン」、「カンシー」等の畑からも、ぜひワインを造ってみたいという思いを抑えられずに」、ネゴシアン事業を開始。彼と志を同じくし、厳格なリュット・レゾネ栽培を実践する栽培家たちとの契約栽培によってぶどうを購入し、彼自身の手で醸造を行っています。
転機は、初のわが子の誕生を待ちわびながら、小学生の時以来およそ20年ぶりに 『星の王子さま』 を読み返したことで訪れました。
「私も、いつの間にかこの物語に出てくる「おとなたち」になってしまったのではないかと、強く自問自答させられました。本当に大切なものは目に見えない、というキツネの有名なセリフは、栽培家・醸造家としての私に改めて大きな気づきを与えてくれ、以後のワイン造りにおいて、知識や先入観にとらわれることなく、素直な心で「感じる」ものを大事にするようになりました」。
地元紙 『La voix du Sancerrois』 に、「エリック・ルイ 星の王子さまの子」という見出しで掲載された記事には、オープンマインドで子供のようにお茶目な彼のパーソナリティーや、ドメーヌを訪れてくれるお客様のために、テースティングルームを完全バリアフリーに改修したり、子供が遊べるスペースを新設したりといった 『星の王子さま』 再読後のエピソードが紹介されています。
また、2009年ヴィンテージから、サン=テグジュペリ自身が描いた 『星の王子さま』 の挿絵からエスプリを得て、ラベルデザインの変更を行いました。新しいラベルの絵は、サンセール出身の風景画家ベルナデット・モロー女史が、友人であるエリックのために特別に描いてくれたものです。
「ぶどうは、母なるぶどう樹から生まれる子供たちです。私は、栽培家として醸造家として、父親の役割を果たしたいと思います。やがて子供たちが大人になって、カーヴィストやソムリエといった、新しい家族のもとへ旅立って行く日まで」。
<Wine and Weekendコメント>
「赤ワインを飲むと頭が痛くなるのよね」とおっしゃるお客様がこれだけは飲める、というまさに身体に優しく美味しい自然派赤ワインです。
※気温が高い時期の配送は、ワインの品質劣化やコルクが噴いて液垂れする恐れも・・・
クール便(330円/送料と別)も一緒にご注文されることを推奨いたします。
(注文されない場合の劣化や配送事故につきましては責任を負いかねます)
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