【南アフリカ・赤】アスリナ ウムササネ2017
アスリナワインについてのブログ記事はこちらから↓
https://googoofoo.jp/jaket-wine-south-africa/
夏期は気温が高くワインの品質が劣化する恐れも。クール便ご購入をオススメ致します。
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*タイプ:赤 フルボディ
*産地:南アフリカ / ウェスタン・ケープ
*生産者:アスリナ
*品種:カベルネ・ソーヴィニヨン79%、カベルネ・フラン11%、プティ・ヴェルド10%。
*アルコール度数:14%
※少しラベルにシワがございます。
<南アフリカ女性醸造家による、愛と情熱のワイン>
自らの努力でワインの道を切り拓いてきた、南アフリカで初の黒人女性醸造家ヌツィキ・ビエラさんが造ります。
美しく深いルビー色。プラム、カシスなどの黒系果実の風味が重なり合い心地よい複雑な香り。わずかにシガーボックスやダークチョコレートの風味も感じられます。
しっかりと背筋の伸びた印象。程よく引き締まって熟したタンニン、トースト香、酸味と果実味のバランスの良さは、美しい余韻へとつながります。
ウムササネの美味しさは、15~18℃で味わっていただくと一番美味しく感じられます。
(ほのかに感じる優しい甘さと酸味のバランスが、ベストの状態でお楽しみいただけます。)
2017年に手摘み収穫されたぶどうから、フレンチオークの木樽で16ヶ月間熟成。
甕(かめ)のような可愛いラベルデザインは、「カラバッシュ 」と呼ばれお酒を入れるアフリカのひょうたん。その上にブドウを乗せ、ワイン造りをイメージしたそう。
ウムササネとは、ズールー語で私達を守り、安らぎを与えてくれるアカシヤの木のことで、ヌツィキさんを育ててくれた祖母Aslinaのニックネーム。祖母の芯の強さ、優しさを尊敬しているヌツィキさんの気持ちが表れています。
<生産者情報>
ヌツィキ・ビエラさんは1978年生まれ、ヨハネスブルクから500kmほど離れた小さな村で生まれました。働きながら自立して生きる道を模索し、大学へ行くためにチャレンジした南アフリカ航空の奨学金に合格。ステレンボッシュ大学へ進学し、ワインの醸造の第一歩を踏み出します。
2003年に無事醸造学を修了し、小さなワイナリーへ就職。そこで経験を積み、差別と向き合いながらも晴れて黒人初の女性醸造家となります。
そしてその実力は早々に頭角を表し、2006年には南アフリカで唯一の国際品評会において、彼女の初めての作品である赤ワインが最高賞の金賞を受賞。
2009年には国内誌の「Woman Winemaker of the year」に選出されます。その他数々の栄誉を受賞していますが、日本でも2019年度の「サクラアワード 」(日本人女性審査員による国際ワインコンペ)で、”ウムササネ”という名前の赤ワインが金賞を獲得し高評価を得ています。
自身のワイナリーを設立したのは、2015年のこと。ブランド名は「アスリナ」で、故郷の村で育ててくれた亡き祖母の名前を付けたそうです。
<Wine and Weekendコメント>
南アフリカ特有の、明るい奥深さとブレンドによる複雑味があります。アスリナワインはとても素直で、カラッとした魅力。万人から愛されやすい美味しさです。